双極性障害(躁うつ病)
あれほど気分が不安定であったのに、薬物療法が奏功すると見違えるように元気になります。それが本来の双極性障害です。
ところが、なかなか薬が合わなくて困っていらっしゃる方が多くなりました。操作的診断基準という、まだ若い臨床家でも診断が容易にできるようになった一方、生きていく苦しみによる情緒の不安定さも、双極性障害の気分の不安定さと区別がつかなくなっています。
この生きにくさは、この社会の問題で、あなたの責任ではありませんが、どうにかしていく必要があります。一緒に考えましょう。